変わらない味、安定した品質を守り続けるために
十勝製餡 製造部 製餡チーム 2002年3月入社 宇田忍
わたしたちは、おはぎづくりの技を
おむすびにつなげ、
おむすびづくりで挑戦したことを
おはぎに活かすことで、
このふたつを共に極めてきました。
創業者・野村とみが握ったおはぎとおむすびは、今もサザエの主役であり続けています。
おはぎとおむすびづくりに共通する米、水、塩の3要素にこだわり、炊き加減と握り加減を見極める職人技を追求しながら、〝ほっ〟”ほっ”とするおいしさを探究しています。
口のなかに広がる上品な甘みと、その奥に感じる絶妙な塩加減。
おはぎの甘さを引き立てている独自の塩味感覚は、創業以来続く、サザエのおいしさの決め手です。
おはぎづくりで確立したこの技は、さまざまな具材の旨みを引き立てる、おむすびの塩加減にも活かされています。
サザエのもっちりとしたおはぎと、ふっくらとしたおむすびには、北海道の豊かな気候で育ったお米を使用しています。
あんことよく絡む、食べごたえのあるもち米をおはぎのために選び、具材をやさしく包み込む、甘みのあるお米をおむすびのためにブレンドしました。
サザエのおはぎ・おむすびづくりには、北海道の軟水を使用しています。
たっぷりと浸水させてから炊くことで、もっちり・ふっくらとしたお米の食感が実現するのです。
また、あんこづくりには日本一の清流に選ばれた十勝・札内川の超軟水を使用。高い浸透性の水質だからこそ、小豆がやわらかく炊き上がります。
サザエ独自の塩味感覚と、おはぎ・おむすびのために選んだ北海道産のお米、火加減・炊き加減を極めた職人の技。
これらはすべて、冷めても変わらないサザエのおいしさの秘密にもつながっています。
時間が経過するごとに素材の味がよく馴染み、お客様の食卓に並ぶまでの間に、サザエのおいしさが熟成されていくのです。
おはぎ・おむすびづくりからはじまった、
”ほっ”とするおいしさの探究は、
現在のサザエのすべてのお品書きに
引き継がれています。
米、水、塩にこだわる職人の技と、
ふっくらと握るつくり手の想い。
わたしたち自身が
本当においしいと思える味を、
お客様の食卓に届けるために、
サザエの挑戦は続きます。
「サザエの味」のつくり手たちが語る、
仕事のやりがいとこだわり。
十勝製餡 製造部 製餡チーム 2002年3月入社 宇田忍
ロジスティクス部 上級リーダー 1992年12月入社 久保田真澄
店舗製造販売 2021年4月入社 阿部楓希